双子♀10歳 ミニチュアダックス♂5歳のママです 大好きな本のことをポチポチと書いていきたいな
01 * 2006/02 * 03
S M T W T F S
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 - - - -
--/--
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
02/24
「凍りのくじら」辻村深月

7月の図書室。
彼と出会ったあの夏は、忘れない。

藤子・F・不二雄をこよなく愛する、
有名カメラマンの父・芹沢光が失踪してから五年。
残された病気の母と二人、壊れそうな家族をたったひとりで
支えてきた高校生・理帆子の前に、思い掛けず現れた
一人の青年・別所あきら。
彼の優しさが孤独だった理帆子の心を少しずつ癒していくが、
昔の恋人の存在によって事態は思わぬ方向へ進んでしまう・・。
家族と大切な人との繋がりを鋭い感性で描く
‘少し不思議’な物語。~本の裏表紙より



帯では瀬名秀明さんが「これは、傑作だと思います。」
と推薦してありました

藤子・F・不二夫さんといえば「ドラえもん」ですよね
この物語には一章ごとにドラえもんの不思議なあの道具たちが
タイトルにつけられています

どこでもドア
カワイソメダル
もしもボックス
いやなことヒューズ
先取り約束機
ムードもりあげ楽団
ツーカー錠
タイムカプセル
どくさいスイッチ
四次元ポケット

私が知っていたのはどこでもドアとタイムカプセル
四次元ポケットだけです・・

このお話しを読み終わった今 ぜひドラえもんを全巻
読んでみたくなりました
けっこうミステリー色が強い話しもあるんだなあという感じ

理帆子は誰ともどこにもスッと入っていけるけれど
心の中ではSFつけ遊びをして(これは本を読んでくださいね~)
人を見下しています そこに現れた一人の青年 別所が
とても素敵な青年です 誰にも話せなかった心の中のドロドロした
ところを別所には素直に話せる理帆子

色々な人物が登場します
理帆子の元彼はどんどん壊れていくし(かなり怖いかも・・)
ふとしたことで知合った少年や少年と一緒に暮らす家政婦さん

どの人物も(元彼は別・・)優しく愛しい人たちばかり

中盤まではなんとなく読んでいましたが
クライマックスにいくにしたがって一気読みしました

くじらが仲間を置き去りにできずに
一緒に凍りの海に沈んでいく場面は想像するだけで
胸が痛くなりましたが・・

ラストでは ああそうだったのか・・
と全てが繋がった感じでした

SF遊び 私もしてしまいそうで怖いなあ・・

ポチっと応援よろしくお願いしますにほんブログ村 本ブログへ
スポンサーサイト
02/21
「きみの友だち」重松清

事故によって足が不自由になった恵美
その怒りの矛先を友達にむけたことによって
今までクラスの人気者だった恵美が1人になってしまう

恵美の周りの色々な子ども達が順繰りに
主人公になっていく短編のような長編です
語り手は子ども達を優しく見守っている男性です



私は1人ではいられず いつも友達とくっついていました
1人になるのって不安ですよね

恵美が言った「そばにいなくてもいいって思えるのが友達」
という言葉にあてはまる友達はいるかな
そして私の友達に 私のことをそう思ってくれる友達は
いるのかな・・


短編のような作りになっていますが
最後に1つの話しにまとまります

いつもくっついているだけじゃ友達っていえないのかも・・

ポチっと応援よろしくお願いしますにほんブログ村 本ブログへ
02/17
「水の繭」 大島真寿美

母と兄 そして父までもわたしをおいていなくなった
もう家族じゃない・・・・
とめどない孤独をぬぐいきれず気だるい日常を送っていたとうこの
もとに ある日ひょっこり転がりこんできた従妹の瑠璃

心にぽっかり穴を抱えながらも とらわれない豊かな個性をもった
人たちとのめぐりあい つながりあいを通じて
かじかんだ気持ちがしだいにほころんでいく 少女とひと夏の物語

~単行本 帯より~




不思議な感じの物語でした
でもストーンと心に染みた言葉がいっぱい
例えば・・

ぼくは、ずっと、なまいきな子どもになれなかった
そういう子どもっているんだよ
たくさん、たくさん、いるんだよ
きみだってそうだろう
きみもなまいきな子どもになれなくて ずっと苦しんできた
ぼくはもう だれのせいにもしない


例えば・・

とうこが救えるのは とうこだけ
とうこが救われると彼女や彼も救われる部分的に
 救うっていうのはせいぜい部分的にってことなんだ
部分的というのは案外大きいからね

これは死んだはずの自分を受け入れてはいるものの
母親の側にいつづけるセイジの言葉

例えば・・

選択肢って そんなふうに頭で考えている以上にいろいろあるんだと
思うの だから あんまり 限定して狭く考えない方が
いいと思うのよね

これはセイジの母親の遊子さんの言葉

心に響いてきたのは 私がとうこやセイジと同じように
なまいきな子どもになれずに 親の期待から逸れないように
生きてきたから 私が救われれば母親も救われるのかな?

自分のことは自分で決めていいのかな?
双子の親になった今でも呪縛に囚われていたような気がします

すこ~し心を軽くしてくれたこの作品にありがとうを言いたいな

よってまめ的評価は☆☆☆☆ でーす

ポチっと応援よろしくお願いしますにほんブログ村 本ブログへ
02/12
「うたう警官」佐々木譲

札幌市内のアパートで女性の変死体が発見された
大通署の刑事たちはただちに現場に向かい 捜査がはじまった
遺体の女性は北海道警本部生活安全部の水村朝美巡査と判明

容疑者となった交際相手は 同じ本部に所属する津久井巡査部長だった
やげて津久井に対する射殺命令がでてしまう
捜査から外された 所轄署の佐伯警部補は
かつて おとり捜査で組んだことのある津久井の潔白を
証明するために有志たちとともに裏の調査をはじめたのだったが・・
 ~本の帯より~





うたう=密告することです
本部の裏金のことなどを議会でうたうはずの津久井巡査部長
その彼の交際相手が殺されたことで 津久井をよく思わない
組織が津久井を発見したら即刻射殺せよという異例の命令が出されます

津久井の無実を信じる1人の警官が仲間とともに
彼を翌日の議会(証言者としてうたう)に無事彼を送り届けるために
推理と行動力で動く1晩の物語です

組織の裏金 個人での捜査の行き詰まり 仲間だと思っていた同士の
中にいる密告者 などなどもりだくさんなミステリーというか
サスペンスでした ちょっと話し的にみるとご都合主義のところも
あると思いましたが かなりハラハラさせられて面白かったです

よってまめ的評価は☆☆☆☆ でーす


ポチっと応援よろしくお願いしますにほんブログ村 本ブログへ
02/12
「魔王」伊坂幸太郎
本の帯より抜粋
政治化の映るテレビ画面の前で目を充血させ 必死に念を送る兄

山の中で一日中 呼吸だけを感じながら鳥の出現を待つ弟

人々の心をわし掴みにする若き政治家が 日本に選択を迫る時
長い考察の果てに 兄は答えを導きだし 弟の直感と呼応する

ひたひたと忍び寄る不穏と 青空を見上げる清々しさが共存する
圧倒的エンターテイメント
~未来にあるのは 青空なのか 荒野なのか
 世の中の流れに立ち向かおうとした 兄弟の物語



今までの伊坂作品とは雰囲気が全く違うな~というのが第一の感想かな
ファシズムとか群集心理とか 政治的な要素が中心になっています
でもそれに立ち向かおうとした 兄弟
兄の方は自分に ある力が急に備わったことに気づき
「でたらめでもいいから 自分の考えを信じて
 対決していけば世界が変わる」という理念?信念・・かな
信念を基にして行動します 群集心理を鷲ずかみにして頂点に
登っていこうとしている政治化 犬養に念を送ろうと行動します

そこで「魔王」が終わっていて 突然の終わり方に えっ?
とびっくりしましたが 次の「呼吸」に繋がっていました
中編が2つと思っていましたが 続きの話しでした
でも今度は違う力が備わってしまった弟の視点で描かれています

政治の話しというと面白くないと思われるかもしれませんが
とても面白かったです そこはあの伊坂幸太郎さんの作品ですからね

未来にあるのは青空だったのか荒野だったのか
 果たして答えが描かれていたかどうかは読んでみてくださ~い


ポチっと応援よろしくお願いしますにほんブログ村 本ブログへ
02/02
「メドゥサ鏡をごらん」井上夢人

作家 藤井陽造は自らの手で自分をコンクリートで固めて
絶命していた その傍らには「メドゥサを見た」というメモが・・
父の死に疑問をもつ娘とその婚約者(主人公)が色々と調べ始める

そして段々と主人公の身にも不思議なことがおきはじめ
最後には・・


もうめちゃくちゃ怖かったです
井上夢人さんは岡嶋二人のうちのお一人です
岡嶋さんの作風とは少し違うのですが 本当に怖かった・・
最後はオカルトっぽくなっていて賛否両論あるらしいのですが
私としては ここまで怖いのに本を閉じることができなくて
一気読みできたので 満点です

巡り巡っていうる恐怖を体験したい方はどうぞ・・

ポチっと応援よろしくお願いしますにほんブログ村 本ブログへ
Copyright © 2005 のろのろ読書小箱       .
all rights reserved.
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。