| 12/29 | |
「ナラタージュ」島本理生 |
「ナラタージュ」とは映画などで過去の出来事を回想することだそうです
泉は葉山先生のことをとてつもなく愛しています
たとえどんな人といても どんな場面にいても常に心の中に先生のことが
あります 泉の高校時代から大学を卒業して就職〜結婚するまでの
物語
まめ的評価☆☆☆☆☆
小説を読んで色を感じたのは初めてです
この話しは薄いグレーがかった紫色 そして霧のようなけぶる雨
こんなに1人の人を愛しつづけることができて幸せなようでいて
私が泉だったら 心に大きな穴がぽっかりと開いて
普通に生活できなくなるかもしれません
葉山先生はずるいと思います
でもそれを理解した上で泉は心の奥深くから先生のことを想い続ける
冒頭で泉は結婚することになった相手との新居に川のそばに
住みたいといいます それはきっと思い出を川に痛切な思いで
捨て去ったからかな・・と読み終わってふと思いました
久しぶりに読み終わってすぐに感想を書きたくなった小説です
恋愛小説は苦手ですが 言葉がきれいで心が洗われるような
小説でした 苦しいですけど・・
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| 12/29 | |
荻原浩「ハードボイルド・エッグ」 |
フィリップマーロウに憧れてハードボイルドタッチな私立探偵に
憧れるが 来る仕事といえば家出した動物探しばかり・・の
主人公と ハードボイルドな探偵にはやっぱり美人秘書だろうと
募集した広告に応募してきたナイスバディ(?)な彼女との日々
ある日 主人公と懇意にしていたミニ動物園の夫婦の父親が
殺される 果たして犯人は?その動悸は??
まめ的評価 ☆☆☆
秘書と主人公のやりとりはとても面白いです
あのこわ〜い「明日の記憶」の著者と同一人物が書いたとは
思えないコミカルタッチな本作
殺人の動機とか犯人像はあれ?って感じでしたが
なにしろ主人公と秘書のやりとりが面白くて数ページに
1度は吹き出しちゃいました
ミステリーというより人情もののちょっと泣けて大いに笑える
といった感じの作品だと思いました
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| 12/25 | |
「ネクロ・ポリス上・下」恩田陸 |
あらすじ
恩田さんが本書で挑んだのは、ミステリーとファンタジー、東洋と西洋の融合した架空の世界。しかも初の上下巻、1600枚の大著!
物語の舞台は、アナザー・ヒル。そこは英国による植民地支配後、日本の文化が移入した歴史をもつ極東の島国V.ファーの聖地で、死者たちが現世に実体ある存在として還ってくるというのだ。そして、死者たちがやって来る「ヒガン」という祝祭の期間、V.ファーの国民は、彼らを『お客さん』として温かく迎えることが風習となっている。
英国と日本の文化や風習が奇妙に混ざり合うV.ファーの国民は、みな「推理好き」で、「ゴシップ好き」。そこに今年は、「切り裂きジャック」ならぬ「血塗れジャック」という連続猟奇殺人事件が世間を賑わせ、誰もが犯人探しに躍起になっていた。
けれども「ヒガン」になれば、犯人が分かる。なぜなら、『お客さん』は嘘をつかない存在なのである。
物語の主人公ジュンイチロウは、東京大学で文化人類学を専攻する大学院生。フィールドワークのため親戚を頼ってアナザー・ヒルにやってきたのだが、そこで彼が出会うのは、不可思議な風習の数々、恐ろしい儀式や天変地異、さらには新たな殺人事件だった――。
魅力的なガジェットが目まぐるしく展開する新しいエンターテインメントの大作として、新しい恩田ワールドを存分に楽しんでいただきたい。
〜amazonより抜粋
まめ的評価☆☆☆☆
最初は登場人物は多いし ごちゃごちゃした話しでなかなかすんなりと
物語の中に入っていくことができずに 挫折しかけました
でも大すきな恩田さんの作品を途中でやめるなんて
恩田ファンの名がすたる!と頑張って読んでいるうちに夢中になりました
ヒガン・・それは1年に1度 死者と生者が交錯できる行事
謎に包まれたその行事に 血塗れジャックの殺人犯がまぎれこむ
意外な犯人は・・
終わり方が続きのありそうな終わり方だったので
出たらまた読むぞ〜 上下巻だし読み終えるのに すごく時間が
かかったけれど 面白かったです
まだ読んでいない人はお正月にじっくり読むのにも最適かも









